株式会社アオキは北海道・室蘭から全国へ食材をお届けして120余年 安心安全品質第一をモットーにHACCP取得




まご食プロジェクト
~毎日の食事でつよい体をつくろう~
千葉県教育研究会松戸支会学校給食部会研修会で、約60人の栄養教諭の皆様に向けて講演する機会をいただきました。
会場はハブとなる松戸市立第二中学校の教室から市内の各学校とオンラインで繋ぎ、私は給食用食材を提供する側から、モニターを通してお話をさせていただきました。
当日会場となる中学校に向かう道すがら、黄色い帽子をかぶった子どもたちの下校途中に遭遇。「今日松戸市内の小中学校は栄養教諭の勉強会があるので、子どもたちは給食を食べたら帰宅なんです。」と、駅まで迎えに来てくださった先生から教えてもらいました。
とても貴重な時間をいただいている事に、心臓の高鳴る鼓動と責任を感じずにはいられませんでした。
到着した教室には、給食部会長でもある校長先生はじめ、この日のために事前準備をしていただいた栄養教諭の先生、市内の学校とオンラインで繋ぎ調整するITスタッフがすでにスタンバイしていました。モニター画面の向こう側には約60名もの先生方が参加。スタッフのGOサインで校長先生のご挨拶から始まりました。
メーカーとしては、取り扱い商品のPRを中心に話を聞いていいただきたいところですが、まずは基本的な豆の使い方、応用編、優れモノの昆布についてなど、以下の事に触れながら、レシピ動画も交えて進めていきました。
・「まごはやさしい」献立について
・アレルゲンフリー食材について
・豆類・海藻類を使用したレシピ
モニター越しではありましたが、頂いた2時間30分をたっぷり使わせていただき質疑応答の時には、すでに終了予定時刻が迫っていました。最後に視聴者の皆さんのカメラが「on」になった瞬間、熱心にご視聴いただいていた先生たちのお顔が映し出され、嬉しいいリアクションをたくさんいただきました。
松戸市は小学校45校、中学校20校で、すべて単独調理場を持ち、自校給食を行っています。市内の全校には、栄養教諭または学校栄養職員が配置されています。
先生たちは限られた予算の中でいろいろと工夫されながら、給食の献立を組み立てています。自校調理場は大量調理とはいえ、子どもたちのためのこだわりや工夫が細かいところまで反映できたり、出来立てを食べてもらえるのがとても良いところです。
昔はどこのご家庭でも食べられていた豆や昆布。いつのまにか食卓から遠ざかっている昨今、今回の講演をきっかけに先生たちには優れた食材である「豆や昆布」の魅力を見直していただき、積極的に給食の献立に取りいれて子どもたちに美味しく食べてもらいたいと願っています。いつのまにか食卓から遠ざかっている昨今、今回の講演をきっかけに先生たちには優れた食材である「豆や昆布」の魅力を見直していただき、積極的に給食の献立に取りいれて子どもたちに美味しく食べてもらいたいと願っています 。
毎日の美味しい給食で児童・生徒の元気や強い体をつくり、先生たちの熱意やメッセージが素晴らしい食育につながると確信しています。
まご食プロジェクト~毎日の食事でつよい体をつくろう~
2023年11月9日
講師:小塩良志子
主催:千葉県教育研究会松戸支会学校給食部会